この度、武田真良前理事長の後任として理事長を拝命した瀬戸脇正勝です。前理事長をはじめ諸先輩が築いてきた日本平学園への信頼を踏まえ、さらなる発展をめざし、微力ながら全力で取り組みたいと思います。
「いってきます」と元気に登園
「おはようございます」と仲間へ満面の笑み
仲間と一緒に働く真剣な表情
ときには、1日の、1カ月の頑張りを認め合う中で感じる満足
「おいしいね」「おもしろいね」も共感
「またあした」と明日を約束
家に帰ってゆっくり休み、穏やかな寝顔
そんな安寧な生活を支える学園でありたいと思っています。
日本平学園は、障害福祉サービスを提供する事業所として、平成4年4月にスタートしました。
ここには毎日50名の障がいのある方が通っています。私たち職員は、利用者やそのご家族に安心、満足をしていただける支援やサービスを提供しています。
それを実現するために、20名余りの職員が毎日業務に汗を流し、障がいのある方に寄り添い向き合って仕事をしています。
私は職員に「達成感」のある仕事をしてもらい、やりがいや、働きがいのある職場として幸せを感じてくれるようにと願っています。利用者やそのご家族はもちろん、職員にとっても日本平学園が大切で特別な場所となるよう、その双方の調和を取りながら、共に生きていくという法人理念の下、事業所の発展、地域福祉に貢献できるように、今後も努力していきたいと考えています。
静岡雙葉学園中学校・高等学校の陸上部の方をお招きして、ハッピー(*^^)vなクリスマスイベントを実施。コロナ感染防止対策を取りながら、楽しい時間を過ごしました。とても可愛らしい「桃太郎」の演劇を披露してくれて、利用者は大満足、大喜びでした。さらに、レクレーションを楽しみ、有意義な体験ができました。素敵なクリスマスカードとプレゼントも頂きました。今後も、この様な機会を通じて地域の方々との交流を深めていきたいと考えています。静岡雙葉学園中学校・高等学校の皆様、誠にありがとうございました。
例年は静岡県済生会総合病院の健康管理センター様よりレントゲン車にて、胸部レントゲン撮影を行い、その結果を元に嘱託医の山田先生に健康診断を行っていただいていました。今年度は、嘱託医の山田先生より、健康管理センターが実施している「なでしこプラン」を紹介していただきました(「なでしこプラン」とは、ホームレスや家庭内暴力(DV)被害者、刑務所出所者、障害者、高齢者、在留外国人等で医療・福祉サービスにアクセスできない人たちを対象に巡回検診、予防接種、健康相談等を行い低所得者の医療費を免除または減免する事業)。
検診内容は、「胸部レントゲン」、「血液検査」、「尿検査」、「心電図」の4項目の中から希望する検査を受けました。初めてのことで、利用者の方々も検査開始直後は、不安そうな表情が多かったです。我々、職員も初めてのことなので検診希望があっても実際に受診できる利用者の方は少ないのではないか?時間内に終了できるだろうか?と不安な気持ちがありました。しかしながら、病院スタッフの方々はいろいろな施設を巡回しているとのことで手際良く、対応にも慣れていらっしゃいました。来年度も実施し利用者の方々の健康状態を正しく知り、楽しく生活できるようにサポートしていきたいと思います。
日本平学園が事業を開始したのは、今から約30年前の1992年(平成4年)の4月のことでした。以来、障がい福祉サービスを提供する事業所として、50名の利用者さんと共に日々を過ごしています。しかし、一一般的には「日本平学園?学校?」や「どこにあるの?」「聞いたことがない…」等など、まだまだ知名度が低く、名前も知っていただいていない方々が多くいらっしゃいます。(←悲しい現実…是非、利用者さんの頑張っている姿を見て頂きたい!)
そこで!今回、少しでも当事業所を知っていただきたいと考え、まず、【静岡県立静岡北特別支援学校の1,2年生の保護者】を対象に、見学会を実施しました。
11月にて3回に分けて、合計9名の保護者の方にご来園いただき見学会を実施。見学後のアンケートでは、「利用者さんの笑顔が素敵でした」「作業を頑張っていますね」「施設がとても綺麗でした」等などのお褒めのお言葉をいただき、これを励みに、益々、頑張っていきたいと思います。参加してくださった保護者の皆様、ご協力いただいた静岡北特別支援学校の教員の皆様、誠に有難うございました。見学はいつでも行っていますので、近くに来た際には、気軽にお立ち寄りください。
日本平学園の生活での楽しみのひとつ、それが、ズバリ「給食」。栄養バランスの取れた美味しい給食を利用者の方々は、毎日、楽しみにしています。(株)ウェルビーフードシステム様のスタッフが、熱々で愛情たっぷりの昼食を作ってくれています。料理メニューは、日替わりで、どの年代の利用者からも好まれるラインナップ。まさに、お家で食べる「おふくろの味」が楽しめるという、給食です。この「給食サービス」は素敵な、障がい福祉サービスで、皆から大好評。保護者の方々には、『毎日の昼食準備の負担が掛からない』という面でも好評をいただいています。今日も楽しいランチタイムで、食堂は利用者の方々の幸せの笑顔でいっぱいでした(*^^)v
【調理スタッフのコメント】
私たち(株)ウェルビーフードシステムは、利用者様と職員様にアットホームな雰囲気の中で、楽しくお食事を召し上がっていただきたいと思っています。「安全・安心・美味しいもの」を合言葉に、給食を提供しています。これからも、宜しくお願い申し上げます。
社会福祉法人 青い鳥が新しい障害福祉サービスを展開します。2つめのグループホーム「日本平ハイツ」を令和4年4月にグランドオープン。今回は、新しいグループホーム建設場所で行われた地鎮祭の様子をお伝えします。当法人の方針のひとつとして、障害を持つ利用者の方々と保護者の皆様に喜ばれる支援を常に提供し続けることを掲げています。今後も利用者の方々の笑顔・幸せに繋がる支援を目指して、障害福祉サービスの向上に取り組んでいきます。
「遣り甲斐や働く楽しさを感じられる仕事を提供し、一生懸命に働いた評価として工賃をお渡しする」ことは、日本平学園の重要な支援のひとつです。障害を持つ利用者の方の人権を守る支援の一環として、工賃向上の取り組みに日々、奮闘しています。さらに、当事業所の大きな特徴のひとつとして、『重度の障害を持つ生活介護の利用者の方にも、楽しく働いてもらい工賃をお渡ししている』ことが、挙げられます。今回は、令和2年度の工賃データを公表します。
【就労継続B型】
●平均工賃/月 23,553円
●工賃の最高額者/月 32,375円
●工賃の最低額者/月 19,750円
【生活介護 作業班】
●平均工賃/月 9,083円
●工賃の最高額者/月 16,091円
●工賃の最低額者/月 4,583円
【生活介護 訓練班】
●賞与 夏/7,000円 冬/5,000円
6月中旬の3日間で「イチゴハウスの農作業」を実施。イチゴ根株の刈り取りとマルチシートのホチキス留めを行いました。日中のハウス内は低温サウナのような環境のため、熱中症対策として小まめに休憩を取り、十分な水分補給をしながら作業を進めました。強い力を入れないと根が抜けないなどかなりのハードワークでしたが、皆で協力をして苦境を乗り越えることで、達成感を味わうことができました。新しい挑戦から得られる経験は、かえがえのないものであり、今後の就労支援に繋がると考えています。
本年度より、利用者の皆様の工賃向上を目的に、安定した工賃を毎月支払いする固定給制度を導入しました。遣り甲斐のある仕事を創出し、利用者のモチベーションの向上に繋げていく支援を継続していきます。これまでは、作業活動収入の増減で工賃が変動していましたが、障がいを持つ利用者の皆様の人権を守る取り組みの一環として安定した工賃を支払う制度を導入。利用者と職員が一丸となり、更なる工賃向上を目指して日々、作業活動を頑張っていきたいと考えています。
近隣の東豊田中央こども園様に訪問して、園児の皆さんの歌とダンス披露を鑑賞しました。コロナ感染防止対策をして、クイズと節分にちなんで豆まきならぬ、「お菓子まき」を一緒に楽しみました。地域の皆様との交流を図る、有意義な時間を過ごすことができました。ご協力いただいた、東豊田中央こども園様、誠にありがとうございました。